アマチュアゴルファーズ倶楽部

アイアンヘッドホーゼル内の真鍮棒取り出し 2024/04/07
当サイトで何度か取り上げているホーゼル内の真鍮棒取り出し。
最近のクラブにはあまり重い真鍮棒は入っていないイメージだったのですが、今回のアイアンヘッド(43度)には5gの真鍮棒が使われていました。
タイトリスト T200 43度ヘッド

シャフトを抜く時は、重量調整用のウェイトが使われていることを想定し、ホーゼル上から1~1.25インチ位を多めに加熱し、ウェイトがシャフトチップ内に留まった状態でシャフトを抜くように気を付けているのですが、今回は、真鍮棒がホーゼル底にくっついたままでした。
小さいマイナスドライバーを隙間に入れてこじったり、再加熱しても出ません。
タイトリスト T200 43度ヘッド ホーゼル内 1

また、ねじ穴用タップの出番です。(今回は以前使ったものより細め)
まずタップが入る穴を開けます。
タイトリスト T200 43度ヘッド ホーゼル内 2
穴にタップをねじ込み真鍮棒を抜き出す。
ねじ穴用タップを使って真鍮棒を取り出すー1 ねじ穴用タップを使って真鍮棒を取り出すー2 ねじ穴用タップを使って真鍮棒を取り出すー3
取り出した後はホーゼル内をきれいにクリーニング。
タイトリスト T200 43度ヘッド ホーゼル内 3

ドライバーの動くシャフト伸ばし  2024/04/06
ドライバーのグリップ交換依頼がありました。
グリップを外すとシャフトが伸ばしてありました。
tsi1 シャフト伸ばし tsi1 シャフト伸ばし
tsi1 シャフト伸ばし
伸ばしている長さはインチ。
両面テープの糊を取り除こうとすると、スチール部分が少し回ります。
まさかと思いながら少しづつ引っ張ると、抜けました。
tsi1 シャフト伸ばし

このようなスチールシャフトを使う場合でも、普通は接着します。
お客様に話し、スチールシャフトを取り外したオリジナルの長さに戻しました。

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