good笑ット ゴルフ用語編


●チップイン
何打目であろうと、自分はうまくなったと錯覚させる神のご褒美。


●ゴルフクラブ
易しい方がいいのは解っているのに、ついついプロモデルなんてのを買ってしまう。金銭的にも、見た目にも見栄を張れる道具。


●マナー、エチケット
一緒に遊んでくれるかどうかを測る目安。下手なゴルファーでも、これがよいと次も誘ってもらえる。


●ショートゲーム
上級者ほどスコアに直結するもの。パッティング、アプローチの重要性は解っていても、一般ゴルファーはティショットでスコアが決まってしまうことが多いので、なかなか練習する気になれない。


●フライヤー
プロや上級者に当てはまる専門用語。ヘッドスピードの遅いアマチュアは関係ない。むしろ、芝に食われて距離を落とすことの方が多い。


●レッスン書
自分のスイングや、やってきたことをアマチュアゴルファーに押しつける本。よって世間には色んなレッスン書が出回り、内容も様々。もっとも出版社にとっては、みんながうまくなる本を書かれては次の本を出せなくなるので、大体はあまり役に立たない。


●パー
計算と実際がいかに違うかを知らしめる数字。
<<以前、プロのトーナメントで普段はパー5として使っているホールを、ティグランドを少し前に出してパー4として使用しようとしたところ、選手からクレームが付いてパー5になったという。(確かに、雨が降り続いて条件はあまり良くなかったようだが。)では、大半の選手が2オンできるパー5に対して、易しすぎるからパー4にしようという提案はあったのだろうか?>>


●刻み
距離を出さなくてもよく、スコアを崩さないですむのに、ゴルファーにはあまり気に入られないショット。


●不正
最近は、ジュニアの試合でも見られる。スコアを少なく申告、OB区域にあるボールや林の中で打ちにくい時に足でボールを動かすなどがある。その時は見られていない、知られていないと思うが、次第に見られていたのでは?、知っているのでは?と疑心暗鬼に陥り、残りホールは楽しくなく、スコアが崩れることも多く見られる。普通の人は、不正の内容は言わなくても、後で「あのホールを数え直したらいくつだった。」と訂正したり2・3打多く申告する。常習者は、ゴルファーと呼ばない。


●ホールカップ
人が打つ時は大きく見えるが、自分が打つ時は急に小さくなってしまう、グリーン上の穴。


●ホールインワン
突発事故。初心者から上級者まで、全ての人に事故が起こる可能性がある。事故が起きれば、お金もかかる。


●アンプレヤブル
一打を犠牲にするだけで、トラブルから脱出できる言葉。だが普通のゴルファーはトラブルに陥った時点で頭が真っ白になり、この呪文を忘れて無理をして崩れていく。


●パター
浮気性か否か、気分屋か否かを測る道具。自分の技術はそっちのけでクラブが悪いとしょっちゅう換えられるもの。


●ハザード(バンカー、池、OB)
ボールを引きつける磁石。意識すればするほど引きつける力が強くなる。


●リンクス
造形美の無いコース。一見河川敷に近く、フェアウェイ以外の草は伸び放題、松林なども無いので風は吹き放題で、バンカーはどんどん深くなる。景観があまり良くなく、スコアも普段より悪くなるのであまり好かれない。また、ティからフェアウェイまでがラフになっていたり、時にはセカンド地点からグリーンまでがまたラフになっていたりする。つまり、下手なゴルファーは来るなというコース。


●チョロ
足カックンをされた気分。渾身の力を入れてクラブを振ったのに、パターの飛距離。


●パーティ
飲酒運転をさせる会合。パーティに酒はつきもの。もし警察が、今日は○○コースでコンペがあるということを知り、夕方そのコースにつながる道で検問をしたら酒気帯び、飲酒運転者が続出。


●グリーンエッジ(カラー)
単位が変わる境界線。日本では、スルーザグリーンは「ヤード」「インチ」、グリーン上では「メートル」と単位が変わる。


●プロアマトーナメント(テレビ放映)
自分と同等か、それ以下の人を見つけて楽しむ時間。色んな有名人が登場するが、かわいいお娘えちゃんが見事な空振り。ファンの人は笑っていられるが、ゴルファーと呼ばれる人はこれを見て「まだコースに出るの、早いんじゃないの。」と思ってしまうし、「同じパーティの人は大変だろうな。」とも考えてしまう。さらに怖いのは、ゴルフを知らない人は「あの程度でもラウンドできる。」と思ってしまうことである。


●ローカルルール
ゴルフ本来の楽しみを阻害させる決まり事。回転をよくして人数を多く入れるための規則。


●メーカー
日本では、よいものを長くではなく、いかに買い換えてもらうかを研究する会社。
日本=対象を細かく設定し、それぞれに合うと思われるヘッド、シャフトを開発。よって、初心者から上級者、シニアまで多数のクラブが誕生する。反面、消費者はどれが合うのか迷ってしまう。
海外=「これだ!」という形状のヘッドを開発し、対象によって重心位置を変化させたり、シャフトを替えることで対応。あまり悩まなくてすむ。


●スイートスポット、スイートエリア
字の如く、気持ちのいい場所。クラブにはボールがよく飛ぶと言われる場所(スイートスポット、スイートエリア)があることは皆知っている。しかし、その恩恵にあずかれる(気持ちよくなれる)ゴルファーは何人いるのだろうか。傷ついたクラブを見ると・・・。


●レストラン
有名コックがいるわけでもなく、名の通ったレストランでもないのに、料金だけは超一流の食堂。


●クラブハウス
一般庶民をビビらす場所。プレーヤーからすれば、ロッカー室と風呂場、食堂があれば、その建物が何億かかろうが関係ない。本来ゴルフ場の善し悪しは、コースの善し悪しで決めるべきなのに、どこかで間違え、クラブハウスにお金をかけるようになってしまった。


●ハーフタイム
強制的に食事をとらされる時間。朝8時のスタートで、ハーフ終了時間が10時半でも食べなければならない。


●プロゴルファー
神経質な人の総称。逸話に、あるプロゴルファーは集中していたので汽車の汽笛が聞こえなかったというし、プロ野球などは騒がしい応援の中で集中してプレーをしている。話し声くらいは、そんなに気にするほどではないと思うのだが。練習場のように、少し騒がしい方がリラックスできるかも。


●ランニングアプローチ
ラウンド回数が多い人が使える技。年数回しかラウンドできない人は、強さや番手毎のキャリーとランの比率がつかめず、行ったり来たり。


●グリップ(クラブの握り方)
普通は考えつかない変な握り方。世間には色んなグリップの方法があるが、主流はオーバーラッピング。インターロッキングは力のない人の握り方とされてきたが、ちょっと待った。タイガーウッズもジョンデーリーもインターロッキングではないか。ということは、インターロッキングは隠れた飛ばしの秘密かも。


●メンタルトレーニング
自分に都合のいいように考えることを教えるトレーニング。単純にいえば、砂漠で水筒の水が半分になったとき、「あと半分しかない。」と考えるか「まだ半分ある。」と考えるかだが、後者を良しとする。


●ラフ・ブッシュ
本格的な物は、海外でしか見られない。本来は、ここに入れたらパーで上がることが難しくなるはずだが、日本では、コースデザインのアクセサリーになっている。それでも、ラフは一応ラフとしての働きをしているコースが無くはないが、ブッシュがあったら、ゴルファーはコース管理ができていないと怒るのでは?


●ゴルフクラブ
7本もあれば充分なのに、多くを入れれば上級者に見えるとゴルファーに錯覚させる。しかし、本数があればあるほど迷う打棒。たまに、ハーフセットでラウンドしたら、いつもよりスコアがよかったという話を聞く。


●ワッグル
無言のかけ声、前戯。スイングを気持ちよくスタートさせるための小さな動き。人それぞれの動きを持つが、これが長いゴルファーは嫌われる。


●シューズ
世間の流れは軽いスパイクレスやソフトスパイクだが、初心者はなかなか流行には乗れない。なぜなら、野山を駆け回り、急斜面をものともしない靴となると、やっぱり金属鋲のスパイクが一番。


●エージシュート
若い内は絶対にできなく、年をとったからといって必ずできる物でもない。


●キャディ
亭主関白を感じさせてくれる人。しかし、時には気を使い、チップまではずんでしまう。


●サービスホール
距離が短く簡単だと勘違いさせるホール。実際は、設計家の罠がどこかにある。


●ハンディキャップ
腕前を表す数字だが、提出されたスコアカードの平均ではなく、良い方から数えているので平均スコアの8掛けぐらいがハンディキャップとされている。また、コースの難易度によりAのコースではハンディキャップ10の人が、Bコースでは16というようなこともある。『一桁ハンディの人だからといってビビル事はない。その人も昔は下手だったのだ。』


●ロストボール
自由を好み、所有物になることを拒むボール。新しいほどその性格が強い。(特に、主人に対して。)自分のボールは見つからないのに、他人のボールはすぐ見つかるのがその証拠。


●19番ホール
芝が無く、クラブを必要としないホール。19番では終わらず、さらに何ホールか続くことが多い。


●ハイソックス
ルーズソックスより見栄えの悪い物。いまだ短パンにはハイソックスと規制しているコースがあるが、ハイソックスを履く本来の意味は、ブッシュなどに入った時に足を傷つけないようにするための物。日本のコースではこのような所は無いが、時に、すね毛が見苦しいとも言う。だったら、すね毛を剃った人はどうなんだ?アメリカのプロもショートソックスを履いていたぞ。


●接待ゴルフ
相手より悪いスコアで上がりながら、自分の気配り、性格の良さを相手に知らせるゴルフ。しかし、相手の居ないところでは態度が一変する。


●朝一のティショット
心臓の強さを試す場所。実際はそれほど周りから見られてはいないのだが、自意識過剰になる。


●「ナイスショット」
ヘッドがボールに当たったというかけ声。その後のボールの行方はあまり関係ない。


●ゴルフクラブ
最新科学の粋を集め、より易しく、より飛距離も出るようになったが、なぜかスコアに結びつかない不思議な打棒。


●チタンドライバー、キャビティアイアン
昔の、ボールをコントロールする技術より、科学が勝った結果のクラブ。


●スプーン
飾りに近いクラブ。使い勝手では違うクラブの方がいいのは解っているのに、セットはこうあるべきと思っている人の勘違いの結果。


●アイアン
距離を打ち分けるための物だが、同じ番手でも人より飛ぶことが偉いことだと勘違いさせる物。


●ドライバー
狙い所が広いので本来は簡単なはずだが、アマチュアにはなぜか難しいクラブ。


●ゴルフ
ボールを打つという姿を借り、実際は人間性や辛抱強さを競うゲーム。過酷な競技のため、イップスという病気にかかる人がいたり、コース上で倒れる人もいる。