アマチュアゴルファーズ倶楽部

  同じ長さのアイアンセットを作る前に、アメリカで売られているワンレングスアイアン用ヘッドを調べてみました。
(Sterling Irons)
ITEM   5-Iron  6-Iron  7-Iron  8-Iron  9-Iron  PW
 Loft (deg)  23  27  31  35  40  45
 Lie (deg)  63  63  63  63  63  63
 Weight (gm)  274  274  274  274  274  274
 Offset (mm)  4.0  3.5  3.5  3.0  3.0  2.5
 Bounce (deg)  4.0  4.0  4.0  5.0  5.0  6.0

(1 Iron Golf)
ITEM   5-Iron  6-Iron  7-Iron  8-Iron  9-Iron  PW
 Loft (deg)  27  31  35  39  43  47
 Lie (deg)  63.5  63.5  63.5  63.5  63.5  63.5
 Weight (gm)  273  273  273  273  273  273
 Offset (mm)  3.175  3.175  3.175  3.175  3.175  3.175
 Bounce (deg)  3.0  3.0  3.0  3.0  3.0  3.0

長さは Sterling Irons が36.5インチのようですが、1 Iron Golf は床から手首の位置までの長さによって変わります。
ヘッドの各数値は若干違いますが、ヘッド重量は市販の7番アイアンに近い数値なので何とかなりそうな感じです。
(ライ角が両メーカーともアップライトですが、どうするかは未定)

遊び半分で作るクラブですから、手持ちのアイアンを改造して作ることにしました(#5〜PWまでの6本)。
アイアンヘッドは番手が下がる毎に約7gづつ重さが増えるので、同じ重さにするためにはヘッド削りと鉛貼りが前提となります。
さらなる条件として、ライ角調整も必要なので軟鉄鍛造であること、アイアンのソール幅はショートアイアンになるほど広くなるので、
ヘッド重量を減らすためにソール幅を削っても打ちにくくならないソール形状(スクープソール以外)、としました。

選んだクラブは古いブリヂストンのJOEキャビティです。
ブリヂストン ジョーキャビティ ブリヂストン ジョーキャビティ ブリヂストン ジョーキャビティ ソール形状 ブリヂストン ジョーキャビティ ソール形状
ソール形状もラウンドソールっぽいのでソールの後ろ側を削っても大丈夫な感じです。
気になるのは、カーボンシャフトのクラブなのでヘッド重量が重めかな?という点です・・・。

シャフトを抜いてヘッド重量を調べました。
 番手  5  6  7  8  9  PW
 ヘッド重量(g)  262.7  270.7  277.4  284.8  291.0  303.6

7番アイアンを基準に作る事にしましたが、最近のヘッドに比べると結構重いです(7g前後)。
シャフトはN.S.PRO950GH (S) を予定。
長さは7番に合わせ、ライ角も初めは通常角度にします。

まずはヘッドの重量調整(削りと穴開け)です。
No.3 ヘッド削り